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2023年05月26日 #EXHIBITION

Art Column River Line(N4~N7区画)

川沿いのロケーションと歴史あるレンガ壁が特徴的な一連のアート空間。定期的に入れ替わる展示をお楽しみください。

現地で作品をご覧いただいた方のみ購入可能な<現地限定作品>もございます。

 

*** 展示中 ***

 

■N7区画
〇タイトル:「PROPOSALJR VERSION)」展
〇作家名:脇田玲
〇期間:2023727日~終了時期未定
〇内容:
AIは果たして理想の移動環境をデザインしうるのでしょうか」「AIがつくった移動体を人は納得して、そして安心して受け入れられるのでしょうか」AIが描く「150年後の移動環境の姿(仮)」を展示します。鑑賞者は、「Do you accept these design proposal by AI?」の問いに対し、YESNO1票を投じることができ、透過性のある投票箱が賛否をリアルタイムで可視化します。ハンス・ハーケの「MoMA Pole」にインスパイアされたこの作品は、鑑賞者にAIへの支持を問う参加型インスタレーション展示です。

 

■N5区画
〇タイトル:Photographic Meditation 〈写真的瞑想〉
〇作家名:Iku Watanabe + Shota Tsukiyama   |   渡辺育+築山礁太
〇期間:2023年10月28日~2024年1月8日(予定)
〇内容:
本展覧会では渡辺による茶室作品「浮浪庵」と、築山による写真作品「End Evening Nautical Twilight」を組み合わせて再構成し、新しいインスタレーションとしての展示を行います。

「浮浪庵」は工事現場で足場として使われる単管材と、農業用の布を組み合わせ、仮設的に作られています。床との接地面には車輪がついており、空間内を自由に移動できる上、数時間程度で解体可能であり車一台で運ぶことのできる、文字通り浮浪する茶室となっています。禅茶や侘茶が「いま・ここ」の宗教性、瞑想性と結びついていたように、この茶室も流れ移ろう都市や自然の中で、ひと時の瞬間を味わう空間として現出します。

「End Evening Nautical Twilight」は目視観測可能な限界の明るさであり、太陽の位置が地平線に対して12度~6度のことを指しています。EENTと呼ばれている時間帯とスナイパーの所作を元に超望遠レンズを用いて、”夕日らしき情報を排除する撮影方法で標的が見る最後の光かのような最後の太陽の色”を記録することを試みています。

ここでは、二人の作品をその表象とコンセプトにおいて重ね合わせることで、「瞑想する茶室」としてのインスタレーションを展開します。

 

 

*** 過去の展示 ***

 

華雪書展「そこにあるもの」

2023年7月27日~9月3日 (N7区画)

 

渡辺育「the flow of the river never ceases」展

2023年7月16日~10月27日(N5区画)

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